バウムの具合が悪くなってから、ずっと同じ夢を見ています。

その夢れは、バウムは前に出てきた人間の男の子の姿れ、何処かに向かってスタスタ歩いていきます。
追いかけると、バウムは途中れ立ち止まって、由架吏に手招きをするんれす。
「おいでおいで」って言われてるみたいれした。

最初は、何もない真っ暗闇らったけろ、段々奥の方に金色の光が見えるようになりました。
それは日に日に近くになってきています。

バウム、由架吏をろこへ連れていきたいの？

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バウムは、とっても弱ってるんらそうれす。
もう助からないかも知れないみたいれす。

バウム、ごめんなさい。
由架吏は何もしてあげられなくて。

ごめんなさい。

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レーニンおじさんにバウムの事、相談してみました。
そしたら、由架吏に良い獣医さんを教えてあげるって言ってくれました。

レーニンおじさんのおにーたんれ、その人に診てもらったらきっと良くなるって言われました。
らから、明日はバウムをその人の病院に連れていきます。

治ると良いなぁ。

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何らかバウムの元気がありません………
あんまり話しかけて来ないし、おさんぽに行こうともしません。

暑いからかな？雨に濡れちゃったからかな？？
重い病気らったらろうしよう………

心配らから今日は一緒に寝ます。

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この想いはろこからやってくるのれしょう。
ふわふわ浮かんれ飛んれ行きたい。
そんな気分れす。

何らか体が縛られているような気がします。
ろうしてかな？

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